メンター制度とは
メンター制度とは
組織が特定の先輩社員をメンターとして任命して後輩社員（メンティ）と１対１のペアになって、業務がスムーズにできるようにサポートする制度です。
メンター制度が注目される理由
- 職場の人間関係が悪い
職業形態や勤務形態の変化で人間関係が希薄になっています。20代世代はライフ・ワークバランスを重視する人が多く価値観も違うため社員同士のコミュニケーションが上手く取れない組織が増えている - 目指すキャリアモデルの不在
最近は、キャリアに対する考えが多様化し、社内のキャリアパスも多様化しています。特に女性の管理職も少なく自分の目指すモデル像が無いため不安と迷いを抱えている人も増加している
メンター制度のメリットとデメリット
メリット
- 後輩社員の不安解消に繋がり、会社にはやく馴染める
- 教えることでメンターも成長できる
- 若手社員の定着
- 組織のタテ・ヨコの繋がりを強化（報連相）
デメリット
- メンターの負担が大きい
- メンターの選出の難しさ（ペア同士の相性が悪いと離職に繋がる）
メンターのイメージとして
- 経験の浅い未熟な若者を支援する経験豊富な年配者
- メンタル面も含めサポートする人
- 支援されている人との間に強い信頼関係がある人
弊社のメンター制度の運用支援ステップ
ステップ１ メンター制度の対象者を決める
- 新入社員・若手社員・リーダー候補
ステップ２ メンタリングの頻度・回数や内容を決める
- メンタリング（面談）の頻度・回数やタイミング
- メンタリングで必ず教える内容
- メンタリング以外で実施すること
ステップ３ メンターの選定と変更のプロセスを決める
- 誰が・いつまでに・どんな基準で
- メンターの変更基準や変更方法
ステップ４ メンター用のマニュアルを作成し研修を実施する
- メンターとは何か？目的は？
- メンターの心得とは？
ステップ５ 活動実績について評価方法を決める
- メンティからのアンケート
- メンターからの報告書
メンター制度の導入・ロールモデル普及マニュアル
最後に、厚生労働省のホームページで閲覧できる『メンター制度導入・ロールモデル普及マニュアル』も参考になります。
キャリアサポートスムーズは、メンター制度の運用を支援します！