新人・若手保育士向け研修

今日の保育所経営においては、保育士の能力向上に加えて、とりわけ離職防止（働きやすい職場づくり）に注力する必要があります。
保育士の離職原因については、現役保育士が持つ以下のような不満が挙げられます。

１．責任が重い・事故への不安
２．給与が低い
３．勤務時間が長い
４．人間関係が悪い（正規職員と臨時職員の関係）
５．雇用形態が不安定
６．将来の展望が見えない（昇進・昇格）
７．PC操作についていけない
８．相談する相手がいない
（参考：厚生労働省「保育士の再就職支援に関する報告書」（平成23年））

上記のことを踏まえ、今いる若手保育士の能力を高め、中核人材へと育成するために、下記の内容で研修を行います。

＊「安心」される保育士になるための心得
＊ 保護者の方と円滑にコミュニケーションを取る方法を習得する
＊ 心と体のしくみを理解する

【Smooth式 新人・若手保育士向け研修の3つのポイント】
①思考を「見える化」して発言を引き出す
②日頃から保育士同士が学び合う風土をつくる

研修内容

【研修コース内容】（全12コマ／1コマ 120分）

１. 保育士としての自覚 その1

保育士に求められるものとは？
（1）保育士の仕事とは？
（2）保護者の立場から考える

２. 保育士としての自覚 その2

（1）保育士の現状と職場環境
（2）保育士として長く働くためには？
（3）グループディスカッション

３. 保護者対応スキル その1

（1）保護者からのクレームについて考える
（2）クレーム後の対応や園での取り組みを考える

４. 保護者対応スキル その2

（1）相手の真意を明確にする「聴く」スキル

５. 保護者対応スキル その3

（1）保護者の本心を引き出す「質問」スキル

６. 保護者支援スキル

（1）発達面で気になる子の保護者へどのように声をかけるか？
（2）子どもを承認するスキル

７. 関係づくりのコミュニケーションスキル その1

（1）報告・連絡・相談の大切さ
（2）情報共有の大切さ

８. 関係づくりのコミュニケーションスキル その2

（1）コーチングスキルによる4つのタイプ分け
（2）自己理解と他者理解

９. 関係づくりのコミュニケーションスキル その3

（1）わかりやすく相手に伝える
（2）親に響く伝える技術を身につけ

１０. 職場ストレスに対するスキル その1

（1）心の健康について
（2）ストレスとはどういったものか？
（3）アサーション～自分を尊重し相手も尊重する

１１. 職場ストレスに対するスキル その2

（1）保育士としての自分軸を強くする
（2）セルフケア

１２. 若手保育士のためのキャリアデザイン研修

（1）キャリアアップを目指す保育士として働くことができるキャリアプラン作成